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〝クローズアップ〟

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★ アレルギー 2017. 8. 9

 東北大震災後、津波を襲った八戸海岸線へ4月上旬に行きましたが、鼻をつく独特な臭いがしました。8月に再び訪れたときは、かなり少なくなっていましたが、まだ埃っぽい感じがしました。今被災地で、咳が止まらない、くしゃみがでる、皮膚がかゆいなどの症状が多いそうですが、その人にとってアレルギー症状となる抗原がある、ということです。抗原となりえるものを、季節別に列記すると、3月〜5月はスギ科・ヒノキ科、5月〜8月はイネ科・マツ科、8月〜10月はキク科、などが代表されるものです。いずれもスクラッチテストや採血により判定できます。その時期に、耳鼻咽喉科専門医を受診されるか、市販薬(アレルギー剤としては古典的なので眠気の副作用が強い)を服用してください。

 年中気をつけなければならないのは、ハウスダスト、ダニ、カビ、動物の毛です。家のなかでは、空気清浄機を年中活用して、エアコンの掃除をこまめにすることがおすすめです。また、ペットはできれば家の中にいれないことです。

 通年性アレルギーの場合は、薬とうまく付き合う事で発作が治まります。最近では特に、効能効果の高い吸入薬、ロイコトリエン拮抗薬、眠気の少ない抗アレルギーと一緒に組み合わせて服用すると、効果的です。薬代は少し高めなのが多いのですが、ジェネリック医薬品がある成分のものもありますので、医師や薬剤師にご相談ください。

 なお当薬局では、抗原別のアレルギーの小冊子を配布してますので、希望のかたは声をかけてください。





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